仕事をしていると疲労が溜まる
運動した後腕や脚がパンパンになる
遠出すると身体がドッと重くなる
季節の変わり目になると身体がだるく感じる
なんて症状を感じたことありませんか？

これらの症状は身体の疲労からきていることがあります。
そもそも疲労とは何なのでしょうか？

疲労

心身への負荷が続き、感覚や動作などの身体の活動能力が一時的に低下し、変調をきたすことです。
生体の損傷に対する自己防衛の役割もあります。
疲労とは、肉体的・精神的に自分の限界を超えた仕事やできごとに直面したときに感じます。
運動による疲れは日々の運動不足が影響することが多く、日常的に身体を動かし慣れさせることにより軽減することができます。

・身体が筋肉痛になりやすい
・時間を置いた後、身体が重たく感じる　etc

ストレスによる精神的な疲れは、人間関係が悪い職場や、育児疲れなどで精神的なダメージを受けることです。
また、持病からくることもあります。
・頭痛
・身体のだるさ
・胃腸の調子が悪くなる　etc


暑さや寒さなどによる環境変化による疲れは、季節の変わり目に多く見られます。
また、夏場など暑い場所からいきなり涼しい場所に移動するなど身体の体温調節が上手くできず、
調節機能が狂ってしまうことによる症状や、気圧の変化によっての症状もあります。

・なかなか眠れない
・関節が痛い
・朝起きるのがつらい　etc

これら３つが身体によく現れる疲労とされています。

原因

様々な原因がありますが
肉体的疲労も精神的疲労も、全て脳の疲れが原因とされています。
脳にある、自律神経をつかさどる前帯状回部や視床下部が酷使されると疲れを感じてしまうのです。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は生体活動をするときに使う神経

副交感神経は身体が休息するときに使う神経です。
運動やストレス、環境の変化に身体がさらされると、身体を安定させるために、自律神経の働きによって心拍数向上、汗をかく等のコントロールが必要となります。
このコントロールを行うのが自律神経であり視床下部や前帯状回です。

身体が疲れているのではなく、これ以上酷使させないようにするために身体や脳が知らせる危険信号なのです。
これが、心身の不調につながります。



次回に続きます。